ブルパップでボルトアクション!DSR-1狙撃銃とはー特徴や性能、採用国などを徹底解説
DSR-1とは、2000年にドイツのAMPテクニカルサービス社が連邦警察特殊部隊GSG-9の要請で開発した、ブルパップ方式のボルトアクション狙撃銃である。法執行機関向けに設計されたこのスナイパーライフルは高精度かつ多様な弾薬に対応しており、開発国であるドイツをはじめとした複数国の警察・法執行機関で採用されている。 DSR-1の性能と主な特徴 2000年にGSG-9の要請を受けて設計・開発された経緯を持つDSR-1は、ドイツのエルマ・ヴェルケ社のSR100ボルトアクションライフルをベースとしている。銃身はフ ...
あのPSG-1の改良版!MSG90狙撃銃(H&K社)の特徴ー採用国も紹介
MSG90は、1987年にドイツのヘッケラー&コッホ社(H&K社)が開発したセミオートマチックスナイパーライフル(半自動式狙撃銃)で、アメリカのデルタフォースを初めとした各国の特殊部隊でも採用実績がある。 先に開発した、高性能だが高価であったセミオートマチックライフルである「PSG-1」の欠点を改良するとともに、価格も抑えた廉価版となっている。 MSG90の開発経緯|高性能狙撃銃「PSG-1」の問題点とは? PSG1と派生品のMSG90 Geckcgt, CC BY-SA 4.0 MSG90の開発 ...
PSL狙撃銃(FPK)とは?ルーマニアが生んだAKMベースのマークスマンライフル
Motohide Miwa from USA, CC BY 2.0 PSL狙撃銃(Pușcă Semiautomată cu Lunetă)は、1970年代にルーマニアが開発した7.62mm口径の狙撃用ライフルである。AK47の派生型のアサルトライフルであるAKMをベースに開発しており、FPKの名称で名称で呼ばれることもある。 外見は旧ソ連製SVD狙撃銃に酷似しているが、独自の設計を持つ半自動式狙撃銃である。 性能と構造的特徴 PSL狙撃銃 Motohide Miwa from USA, CC BY 2. ...